2021年03月中旬から4月上旬現在で PC を1台、仮想で作ります。
CPUクーラー選びのヒントにして下さい。
「パソコンのパーツ ざっくり解説 (ストレージ編)」も参照してください。
((注意)) 商品名のリンク先はAmazonか価格ドットコムなどのショップです。
どんなPCを作るか?
- CPUは「Celeron G5905」第10世代LGA1200)ソケットのものを使用します。
- マザーボードは「ASrocl B460M PRO4」を使用します。
- PCメーカー製品で8万円以下の入門クラスのPCです。
- (まとめ)「 パソコンのパーツ ざっくり解説」と「パーツの選び方」も見てください。
ストレージの容量
コンピュータが仕事をするためには、ソフトウェアやデータが必要です。
これらを保管するための倉庫が「ストレージ」です。
メインストレージ(起動ディスク)にはコンピュータを働かすためのOS(おーえす・オペレーディングシステム)をインストールします。
windows10 home なら最低64GB(ぎがばいと)あればインストールできますが、少なくとも128GBの容量がないとアップデートなどの作業の余裕がありません。
メインストレージの用途別の適切な容量は
- 主にネット閲覧・YouTube、オフィスソフトなど、写真や音楽なども保存したい時・・・128GB以上(最低容量)
- (1)に加えて軽いゲームなどをいくつか保管して遊びたい時・・・256GB以上(実用最低ライン)
- (1)に加えて重いゲームなどをたくさん保管して遊びたい時・・・500GB以上~1TB(てらばいと)
256GBでは複数のソフトウェアや写真や音楽などを保管すると余裕が少なくなりますから、500GB以上の容量をお勧めします。
メインストレージを500GB用意して、サブストレージを1TBくらい用意すればバックアップなども余裕で取れますので安心です。
メインストレージはOSが保管されていますから、容量が足りなくなって大きなものに交換するときある程度の知識と機器を使った作業が必要になります。
サブストレージの増設は知識があれば比較的簡単です。
ストレージの種類
現在、ストレージは大きく分けて「SSD」(えすえすでぃ・ソリッドスティトドライブ)と「HDD」(えっちでぃでぃ・ハードディスクドライブ)の2種類があります。
- SSDは接続方法で「SATA」(さた)と「M.2 SATA」(えむどっとつー さた)と「M.2 NVMe」(えむどっとつー えむぶいえむいー)に分けられ、M.2 NVMe が最速です。
- HDDはSATA接続が主流ですが物理的なサイズで2.5インチと3.5インチに分けられます。
- HDDにはIDE(あいでぃいー)接続もありましたが現在はほとんど使われていません。
SSDのデータ転送速度はHDDに比べて圧倒的に早いので、現在はwindowsOSの入った起動ディスクにSSDを使用することが主流となっています。
SATAは電源と信号線をケーブルで接続しますが、M.2はマザーボードの端子に直接接続しますからケーブル接続が不要です。
少し古いPCのHDDの起動ディスクをSSD(SATA)に交換すると起動が劇的に速くなります。
HDDは「枯れた技術」ですから大容量で低コストなので、バックアップなどを目的としたサブストレージに使用します。
ストレージを選択する
メインストレージにはデータ転送速度が遅いHDDではなく、すこし高価ですが迷わずSSDを選択しましょう。
SSDのSATAとNVMeのデータ転送速度は、ともにHDDより圧倒的に早いので、その差を起動時間では体感出来ません。
NVMeは少し高価ですが、転送速度が速く取り付けが簡単ですので予算が許せばこちらがお勧めです。
予算が乏しい場合はSATAを選んでも不満はないでしょう。
サブストレージはローコストの大容量HDDが最適です。
予算が潤沢ならSSD(M.2 NVMe)を選ぶと超高速大容量データ転送が出来ます。
Amazonの「M.2 250G」」で検索したのがこちらのリンクです。
M.2のお勧めは「(ウエスタンデジタル) Western Digital 240GB WD Green SN350 NVMe 内蔵SSD ソリッドステートドライブ – Gen3 PCIe M.2 2280 最大2,400MB/s – WDS240G2G0C」です。
Amazonの「SSD 250G」で検索したものがこちらのリンクです。
SATAのお勧めは「Crucial SSD 250GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmスペーサー付属) 5年保証 【PlayStation4 動作確認済】 正規代理店保証品 CT250MX500SSD1/JP」です。
おあとがよろしいようで
次回は「電源ユニット」の選び方を解説します。
現在、マイニングブームで、グラフィックボードなどのパーツ不足が深刻になっています。
それでは 皆さん ごきけんよう
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