PCが不調なのでマザーボードのBIOSを最新に更新します(ASUS TUF B450M-PLUS GAMING)

自作PC

ちょっとPCの調子が悪いのです

ちょっと古いCPU(Ryzen5 1600X)と手持ちのパーツでPCを組んでオンラインゲーム「PSO2 NGS」を走らせたんですが途中で固まって「応答なし」を頻発しました。

構成部品

  1. CPU Ryzen5 1600X
  2. マザーボード ASUS TUF B450M-PLUS GAMING
  3. メモリー DDR4 3200MHZ 8GBx2
  4. ストレージ M.2 SSD 240GB
  5. グラフィックボード ZOTAC AMP OMEGA GTX980
  6. 電源 650Wブロンズ
  7. ケース SAMA ミドルタワーPCケース MK-01W (舞黒透 maikurosuke)

グラフィックボードのドライバーを入れなおしても固まります
DDU(Display Driver Uninstaller)とかいうソフトを使ってドライバーを完全に消去しないといけないとか言われると「そんなもん 使わんでも ええやん」と考える面倒くさがりな偏屈爺さんです。

そういえばマザーボードのBIOSを買ってから一度も更新していないと思いついたので

  1. まずはBIOSを最新に更新する。
  2. 駄目ならOS(Windows10)をクリーンインストールしてソフトから入れなおす


という画期的(面倒)な対応を考えました。

BIOSのバージョンを確認します

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まずは、現在のBIOSのバージョンを確認します。
PCを起動または再起動して、起動するまでに「F2キー」または「DELETEキー」を連打します。
UEIF BIOS画面が表示されたら画面を調べてバージョンを探します。
通常に起動してしまったら操作をやり直しです。

ここから先はメーカーやマザーボードによって違う画面になります。

今の時点で、自分で調べて対応できない方は、BIOSの更新は止めておいた方が無難です。
失敗するとPCが起動しなくなり自分では修理できません
メーカーでのBIOSの入れ直しは高価な修理になります。
買い替えた方が良いくらいです。

このマザーボードの場合は次のような画面が表示されます。

BIOSのバージョンの部分を拡大すると (画面左上)

UEFI BIOS 画面

赤線の部分の最後の数字「Ver.2006」が現在のBIOSのバージョンです。
ちなみに、他の部分で使用しているCPUなどのパーツを確認できます。

UEFI BIOSでパーツを確認

この画面からCPUの銘柄と仕様、メモリーのメーカーとクロックと容量、ストレージのメーカーと容量が読み取れます。
部品を外さなくても、そのPCの主要な使用パーツが分かります。

最新のBIOSをダウンロードします

では、最新BIOSをダウンロードしましょう。
Googleなどで、自分が使っているマザーボード名称などで検索するとメーカーサイトの製品ページが見つかります。

ここからの画面画像は少し不鮮明です。技術不足で申し訳ありません。

BIOS & RIRMWARE のページ

たいていは「サポート - ドライバーとツール - BIOS & FIRMWARE」とか ドライバーの近所にあります。
この時点では最新のバージョンは 2021年08月26日公開の’3211′ でした。
これの意味がわからない、探せない人は、自力での作業は危険ですから諦めるか、誰か詳しい人に相談してください。

バージョン’2006’ けっこう古い

バージョン’2006’は2019年11月25日に公開されたものだとわかります。
アップデートの内容も記載されています。(メーカーにより英語だったり日本語訳だったり)
右端のダウンロードをクリックするとZIP形式のデータがダウンロードできます。

ダウンロード フォルダー

ZIP形式は圧縮されたデータですから「展開」しないと使えません。

ZIP形式を展開します

展開するためのソフトが必要です。
無い場合は自分でダウンロードしてインストールしてください。

ZIP形式と同じフォルダーに展開したフォルダ

「展開」すると新しいフォルダーが出来ます。

USBメモリーにコピー

「展開」して作成されたフォルダーをUSBメモリーにコピーします。
USBメモリーは容量16GB以下でFAT32形式でフォーマットしたものを使って下さい。
ここまでの作業は完璧でしょうか?
一呼吸おいて、よく確認してください

BIOSの更新作業をします (完全に自己責任での作業です)

BIOS更新作業を始めます。

  • マザーボードのメーカーが違えば方法も異なります。
  • 何となくで作業して失敗すると作動しなくなります。
  • 使っているマザーボードについてGoogleなどで良く調べてください
  • 私が誤解していたり間違っているかもしれません。
  • 自分で確認し納得してから作業してください。

ここからは全て自己責任です。

USBメモリーを挿してPCを起動または再起動して、起動するまでに「F2キー」または「DELETEキー」を連打します。
UEFI BIOS画面が表示されましたか。
通常に起動してしまったら操作をやり直しです。

ASUS TUF B450M-PLUS GAMING の UEFI BIOS画面での更新方法です。

Advanced Mode に移行

「F7キー」Advanced Mode に移行します。
この画面からはクリックなどの操作に対して反応しない、反応が鈍い場合があります
ゆっくりと落ち着いて目の前の画面を確認しながら確実に進めてください。

ツールに移行

「ツール」をクリックします。

ASUS EZ FLASH 3 ユーティリティ 選択

『ASUS EZ FLASH 3 ユーティリティ』をクリックします。
(この画面は後日撮影し直したものです)

BIOSのファイルをクリック

USBメモリーのBIOSファイルをクリックします。

ホントに良いんですか圧力

必要なデータはバックアップしてありますか? (していません(笑))
「EzFlash このファイルを読み込みますか?」確認して「Yes」をクリック。
まだ 止められます。

確認画面 ここなら まだ 止められます

くどいくらいに確認してきます。
それくらい危ない作業です。(慣れれば簡単ですが)
「EzFlash このファイルを読み込みますか?」確認して「Yes」をクリック。
まだ 止められます。

「本当にBIOSをアップデートしますか?」・・・メーカーの「止めた方が良くないですか圧力」の半端なさを感じます。
ビビってください。

ここが最後の止めるポイントです。
内容をしっかり確認して「Yes」をクリック。
更新が始まりました。
もう最後まで止められません。

更新中画面

始まってしまいました。終了まで「停電などの電源トラブル」が無い事を祈りましょう。
もう止められません。
停電したら壊れます。
作業中に冷暖房機器や電子レンジ、IH調理器具は同時に使ってはいけません。ブレーカーがとびます。
ただ祈るだけしかすべは有りません。

成功です

再起動してこの画面が出たら、USBメモリーを抜いてOKです。
「F1キー」でセットアップ画面に入ります。

確認画面

BIOSが更新されています。
大成功です。たぶんね。

不調が治りました

BIOS更新後、ゲームしても途中で固まるエラーは無くなりました。
これは、たまたまだったのかもしれません。
たまたまでも治ったらOKです。

それが自作PCです。

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おあとがよろしいようで

事例が多ければ解決策を見つけられる可能性が高くなりますが、自分のPCの不調がその解決策で治らない場合も、よくあります。
個々のパーツの動作確認、ソフトの入れ直し、BIOSの更新、そしてWindowsOSのクリーンインストールなど出来る事を順次行っても、思ったように動作しないかもしれません。

「だから、自作PCは面白い。」

そう考えられる人は、自作PCを存分に楽しめる人だと思っています
貴方も自作沼の住人になりますか?

ずっと下の方にある「コメント欄」も書いていただけると嬉しいです。
がんばって対応いたします。

それでは 皆さん ごきげんよう

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