パソコンのパーツを「会社組織」にたとえてみました。
あなたは会社のオーナーですから仕事に必要な人材(パーツ)を採用してください。
「どんなパソコンでも たったこれだけのパーツで出来てます」の記事で書いた7つ(8つ)のパーツが必要です。
メモリー(作業机)の大きさは仕事の種類で決まります
メモリーはCPU(社長さん役員さん)の作業机です。
- CPUが作業をするとき、メモリー(作業机)の上にソフトやデータなどの資料やメモを取り出して計算して各部署に指示を出します。
- メモリー(作業机)が小さいと資料やメモを載せきれないので、作業途中で使っていない資料やメモを捨てたり片付けしてから、別の資料やメモを取り出したりを繰り返して仕事をします。
- こんなことをしていると無駄な時間や労力が多くなり仕事の効率が悪くなります。
メモリー(作業机)が小さいとスピードの遅い倉庫(ストレージ)を作業に使うので仕事の効率が悪くなります。
広すぎても余ってしまって無駄になりますが足りないとイライラします。(メモリーは高価です)
メモリー(作業机)の必要なサイズは
- オフィスソフト(表計算やワープロなど)、ネット閲覧・YouTubeが主な作業なら 8GB(ギガバイト)で十分ですが4GBでは足りません。
- 簡単な画像処理やネット配信、ゲームをするなら16GBは必要です。
- 高度な画像処理や画像変換(エンコード)をするなら32GBくらい有れば余裕です。
メモリーは4GB単位で8GB、16GB、32GB、64GBと倍の数字で用意しますが10GB、14GBなどでも使えます。
マザーボードにはメモリーを取り付ける部分(スロット)が2か所または4か所ある場合がほとんどです。
8GB取り付けたい時、8GB1枚取り付けるより4GB2枚を取り付ける(デュアルチャンネル)ほうが若干処理スピードが速くなります。なので各サイズを2枚組で売っています。
同じメーカー仕様のメモリーを使えばエラーにならないことが多いようなので揃える事をお勧めしますが、ちがっても特に問題なく動くようですので色々試すと面白いです。
4スロットなら始めは8GB2枚から、足りなければ8GB2枚追加して32GBにすれば良いですね。
メモリーの規格やスピード
メモリーの規格には容量(GB)の他に規格(DDR2、DDR3、DDR4)やクロック(MHz)があります。
容量と選び方については前の項目で説明しました。
- 規格は古い順にDDR2、DDR3、DDR4があり、現在の主流はDDR4です。
- それぞれの規格でサイズや端子の形が違うので混ぜて使うことは出来ませんので、間違って買うと使えませんから自分が使うマザーボードの説明書をよく読んで選んで下さい。
- そろそろDDR5に代わるという噂もちらほら聞こえてきます。
スピードは2000MHzから3000MHzを超えるものもありますが、数字が大きくなるほどスピードか速くなりますが高価です。
画像処理やゲームをする時は画面の動きや処理時間に影響しますが、オフィスソフトやネット閲覧、YouTubeくらいならほとんど違いはありません。
おあとがよろしいようで
次回は倉庫は広いほど良いです。「ストレージ」のお話をしますね。
それでは、皆さん ごきげんよう
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