パソコンのパーツを「会社組織」にたとえてみました。
あなたは会社のオーナーですから仕事に必要な人材(パーツ)を採用してください。
「どんなパソコンでも たったこれだけのパーツで出来てます」の記事で書いた7つ(8つ)のパーツが必要です。
マザーボード(チップセットは総務部)はCPUとの組み合わせが大事
マザーボードのチップセットが無いとCPUの命令が伝わりません
マザーボードはCPU(社長さん役員さんたち)やCPUクーラー(秘書さん)、メモリー(作業机)、ストレージ(倉庫)などの部品を設置する基礎になる土台で、チップセット(総務部)が必ず載っています。
- マザーボードのチップセット(総務部)のお仕事は、CPUが出した命令を各部署に伝えてコントロールすることです。
- マザーボードの名前には「使われていチップセットの型番」が書いてあり、そのチップセットで使えるCPUの種類が決まっていますから、これに合わせてCPUを選ぶ(またはCPUに合わせてマザーボードを選ぶ)必要があります。
- CPUに合わせて使えるチップセットは数種類あり、性能・価格が違いますから用途に合わせて選びます。
マザーボードの主な大きさの規格
マザーボードには大きさの規格があり、小さいものは機能が制限されている場合があります。
- ATX(エィティエックス) 一般的で大きいサイズ(304mm x 244mm)
- Micro-ATX (マイクロエィティエックス) 中間サイズ(244mm x 244mm)
- Mini-ITX (ミニアイティエックス) 小さいサイズ(170mm x 170mm)
性能はATXがフル装備として小さくなるほどUSB端子やSATAポート、メモリースロットの数が少なくなる傾向がありますが価格はMini-ITXが比較的高いことが多いようです。
余談ですが、PCケースがATX対応ならMicro-ATXやMini-ITXも使え、Micro-ATX対応ならMini-ITXも使えるものが多いです。仕様を調べて選んで下さい。(大は小を兼ねる)
新型CPUには新型マザーボードが必要?
CPUは年に1回程度性能アップしてモデルチェンジしますが、2世代程度はCPUソケットが変わらない場合が多く、その場合は一つ古い世代のチップセットと新しい世代のチップセットが混在します。多くの場合マザーボードのソフト(BIOS)をアップデートすることで両方のCPUが使えます。
新型CPUに対応したチップセットは性能も向上しているので、新型CPUには新型マザーボードを使うことで性能をフルに引き出せます。
旧型マザーボードは生産終了して在庫だけとなるので価格が下がることが多いようです。
おあとがよろしいようで
次回は作業机は広いほうが良いか?「メモリー」のお話をしますね。
それでは、皆さん ごきげんよう
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