SFやファンタジーの海外作家の翻訳本について考える

その他

最近、お気軽なライトノベルを楽しく読む時間が多いのですが、本格的なSF(サイエンスフィクション)やファンタジーを真剣に読む時間は何物にも代えがたいワクワクする貴重な時間です。

その筋では超有名ですが一般には知られていない人気作家さんの作品

日本人の作家さんの作品はファンが多い(流通量が多い)ので比較的お手軽な価格で購入することができますが、海外作家さんの作品は文庫本でもとても高価格だということをご存じてしょうか?

  • その筋では超有名ですが一般には知られていない人気作家さん(変な表現ですが)の文庫本は1000円から1500円が相場です。ハードカバーじゃありませんよ。文庫本でです。
  • なおかつ、ほとんどが初版だけで販売終了です。
  • 古典だったり映画にでもなれば重版されますが、そうでなければ版元在庫がなくなれば終わりです。

握って離さないのがコレクター

大きな書店でもSFやファンタジーのコーナーは、それほど広くはありません
うっかりぼんやりしていて、買い損ねた大好物の作家さんの新作は、当然のように返本されて在庫がありません
こういう作品はマニアが買いますから、ほとんど中古では流通しません
握って離さないのがコレクター(マニア)なのです。

たまに大手中古書店にマニアックな海外作家さんの作品が並んでいると

  • 「ああっ、家族に責められてコレクションが維持できなくなったのかなぁ」
  • 「また一人コレクターが消えたのか、合掌」

とか思いながら、貴重な何冊かを選んで連れて帰るのです。

あきらめないで注文しましょう

欲しい本が書店の本棚に無い時は、店員さんに相談して注文しましょう。
流通卸に無い場合でも、版元在庫がある場合がありますから、時間はかかりますが取り寄せてもらえます。

取り寄せた本の版数を見ると、ほとんどが初版です。
嬉しいような、切ないような、そんな気分になります。

翻訳本の翻訳はおもむき深いものです

本当はその作家さんの母国語(たいていは英語ですが)で読めれば一番良いと思うのですが、私にはそのような才覚がございません
はっきり言って日本語も怪しいくらいでございます。

そこで頼りになるのが翻訳家さんです。
まるでもともと日本語で書かれていたかの如く、素晴らしい文体で物語を日本語に綴り直してくださいます。
「素晴らしい」の一言でございます。

しかし、滅多にない事なのですが

  • ある部分だけが誠に妙な文体で書いてあることが、稀に稀にあります。
    翻訳家さんが疲れていたのか、はたまた、その部分の翻訳をお弟子さんに手伝ってもらって、語調を整える余力もないほどに納期が無かったのか?
  • そんな部分も翻訳本の楽しみ方のひとつです。きっと、次の版で修正して頂けるでしょう。


まあ、ほとんどは初版で終わりですけどね。(笑)

おあとがよろしいようで

私が新本を買うときは密林書店の画面のハードコピーを「近所の書店さん」のSNSに送って取り寄せてもらいます。

近くの商店さんで買い物しましょう。

それでは、皆さん ごきげんよう

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