最近のおしゃれな「キーボード」のキートップにはカナ文字が無いものがあります。
別にローマ字で打つから、いらないじゃね?とか言われそうですが・・・・
タッチタイピングってカッコいいよね
手元を見ないでキーボードを打つ「タッチタイピング」カッコいいですよね。
昔は「〇ラインドタッチ」という和製英語で言ってましたが、今はこれは使わない方が良いので注意が必要です。
私が初めてコンピュータのキーボードを使った1980年程、コンピュータには「半角文字」しかありませんでした。
当時のコンピュータと言えばアメリカ製です。IBMとか懐かしいですね。えっ知らない?
今は「レノボ」で中国製ですけどwww
じゃ漢字はどうやって使ってたのか?
無かったんですよwww
アルファベット・英数字・記号・半角カタカナ文字しかなかったんです。
カラーモニターもなくて白黒のブラウン管モニターで黒バックに白文字、フィルムを貼ったような緑文字で半角文字が表示されていました。
当時、日本初のベーシック言語が使える市販パーソナルコンピュータ「PC8001」が発売になった頃で価格は大卒初任給の2か月分くらい。増設メモリーが1キロバイト(KB)で1万円くらいしてました。
同級生がもっていて、すごく羨ましかった。(おまえんち金持ちだったのねwww)
工業高校に通っていましたが、国産メインフレームのマシンで入力装置は鑽孔テープ(穴あき紙テープ)出力装置はドットプリンターかベルトプリンタしかありませんでした。(モニター無し)
専用机キーボードで一文字づつ紙テープに穴を開けていきます。
長いプログラムだと紙テープが何メーターにもなりました。
言語はフォートラン(Fortran)とかコボル(Cobol)しか無くて、プログラマーにだけはなりたくないと思ったものですwww
そんな時代でしたから「ローマ字入力」なんて無かったんです。
日本語入力は必ず半角カナ文字を打たないと出来なかったんですよ。
カナが打てないとコンピュータが使えない時代
工業高校を卒業して、間違って一流企業のプログラマーになったんですが、一つの課に一台位ワークステーション(メインフレームで処理したデータをモニターに映してキーボードで入力 CPUとかは無い)があって皆で共有してました。
プログラマは一人一台使ってましたが、各部署からの紙の伝票を8インチフロッピーに記録する専用マシンでタイピングする「パンチャー」のお姉さんが二人いました。
一人が打った同じものを、もう一人が再度打って正誤確認する「ベリファイ」をしていました。
すごいスピードで打つんですが、ほとんど間違いはなかったです。
お姉さんですから当然「爪」が長いので、キートップが深さ3ミリくらい削れて掘れていました。
キートップの修理をすると「滑って打ちにくい」とか言ってましたねwww
当時のコンピュータはシングルバイト文字しか使えなかったから漢字はなしでした。
ようやく8色カラーモニター(ブラウン管)が出て、エラー表示が「赤文字」とか使えるようになって時代が進んだなぁ、これからついていけるかなぁとか思っていましたwww
その後「日本語ワープロ」が出た時には驚きましたよ。日本語で文書が打てるんですよwww
そして漢字入力が登場しました。
漢字を使うフィールドの前後にシフトイン・シフトアウト文字を入れないと漢字が化けてぐちゃぐちゃに表示されました。
もう、駄目かもと悩んだ頃ですwww
windows95、windows98が発売されてパソコンをメインフレームに接続して使えるようになって考えずに漢字が入力できた時「俺の時代は終わった」と思いましたねwww
いまだにカナ文字入力です
ということで、昔はカナが打てないとコンピュータが使えない時代があったんです。
当時からめちゃくちゃな打ち方でしたが、コマンドとか打つのは早かったです。
いまだに、その名残でカナ文字を打っています。
- プログラマを始めた頃にローマ字入力がなかった。
- タッチタイピング覚える気が無い。
- 急いで打つ商売じゃないからカナで良い。
だってローマ字って倍くらい打たないと文字打てないんですよ。
おあとがよろしいようで
年を取って頑固なだけの爺さんです。
それでは皆さん、ごきげんよう。
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