残念ながら今年はもう終わってしまいます。
三重県北牟婁郡紀北町の汽水域、「白石湖」でとれる「渡利かき」を知っていますか?
恥ずかしながら、地元三重県在住の私も昨年2020年に初めて知りました。
今年2021年も先日すべりこみで食べることが出来ました。
「隠れた美味しい牡蠣の産地」
牡蠣と言えば「広島県」を思い浮かべる人が多いと思います。
その圧倒的な生産量に比べると、ほんの少ししか生産されていない「隠れた美味しい牡蠣の産地」が日本各地にあります。
東海・近畿地区に位置する三重県の牡蠣と言えば「鳥羽市浦村の牡蠣」が有名でシーズンになるとマスコミなどに取り上げられます。
休日には近県から訪れる多くの観光客が、伊勢志摩観光・伊勢神宮参拝とともに「浦村牡蠣の食べ放題」を観光コースに取り入れています。
そんな「浦村牡蠣」に隠れて地元三重県でも知らない人が多い「渡利かき」を紹介します。
「観光案内所」は地元情報の宝庫ですよ
昨年2020年の冬、流行り病がそれほど流行っていない頃に「何か美味しいもの」を食べようと、友人K君の愛車フォルクスワーゲン・ポロに乗っかって三重県南部方面に向かいました。
途中立ち寄った「道の駅 マンボウ」で「観光案内所」を発見、地元情報の宝庫を利用しないともったいないです。
「この辺で何か地元の美味しいものありますか?」と聞いたところ「渡利かきが美味しいですよ」と教えてもらいました。
なになに、それは初耳の牡蠣だから食べねばならぬ、金はK君が持っているだろうから心配ないと言うことで「一富士」さんというお店のパンフレットを握りしめて紀北町に向かい、初めての「渡利かき」を堪能いたしました。
「天ぷら蕎麦」と「渡利かき握り寿司」を注文。
ふっくらしたちょっと小粒の牡蠣を甘辛く含め煮にした「渡利かき握り寿司」と、さっぱりした「天婦羅蕎麦」の組み合わせは絶品でとても美味しくて大満足でございました。
うふふふっ、美味しゅうございました。
K君、お金はきっと返すよ。
そうだ「渡利かき」食べに行こう
今年2021年になっても流行り病がちっとも落ち着かないので遠いところに行けませぬ。
そんな3月上旬にK君から「渡利かき 食べに行こう」と声がかかります。
「喜んで!!!」と居酒屋の兄ちゃんのように返事をして、今回もK君の愛車フォルクスワーゲン・ポロに乗っかって一路紀北町「一富士」さんに意気揚々と出発進行でございます。
(今年も金はK君が持っているから心配ないねwww)
「一富士」さんに到着しましたが、お店に「渡利かき」のメニューがありません!!
どうしたのかと尋ねたら「プランクトンが発生していて牡蠣が食べられません」との事。
なんてこったい、ダメじゃん。
でも大丈夫です。
「一富士」さんには、「かますばってら」があるのです。
「カマス」は塩焼きや開き干しを焼いたものをよく食べますが、「バッテラ」は珍しいのです。
添えられた「辛子」をちょっと付けて食べると、淡泊なカマスと昆布そして酢飯のハーモニーが絶品で、これまた大満足なのです。
うふふふっ、美味しゅうございました。
K君、お金はたぶん返すよ。
「渡利かき」 食べねば・・・・
3月も中旬になったある日、K君から「渡利かき 食べに行こう」と声がかかります。
あんた、どんだけ「渡利かき」好きやねん? よしよし行こう。
(今回も金はK君が持っているから心配ないよねwww)
よおーーーーし、前回食べられなかった「渡利かき」に再挑戦です。
今回はいつもの「一富士」さんに電話をして「渡利かき」の在庫確認をしてから、K君の愛車フォルクスワーゲン・ポロに乗っかって出発進行です。
そしてそして、今年も2021年製「渡利かき」とご対面!!!
「渡利かき握り寿司」「かきフライ」「かき殻付焼」そして「かますばってら」をもりもり食べて大満足なのです。
「よーし、明日はホームランだ!!!」
ネタは新鮮なのにギャグセンスが「オロナミンC」で、ごめんなさい。
次に行くときは「渡利かきフルコース」食べたいね。
後日、K君にお金を返しました。
ホントだよ。
「渡利かき」を送らねば・・・・
K君が「渡利かきを贈り物にしたい」とのことで「一富士」さんで聞いたら、白石湖の周りにいくつかの業者さんがあると教えて頂きました。
ネット検索しながらドライブしてすぐに目に入った「畦地水産」さんにお邪魔して発送をおねがいしました。
湖畔にある「畦地水産」さんにお邪魔しました。
牡蠣の殻剥き作業です。
「渡利かき」30個を東京に宛てて発送して頂きました。
思っていたよりお安くて喜ぶK君。
はぁ、東京って誰に送ったの???
価格は「畦地水産」さんにお問い合わせください。
おあとがよろしいようで
もしかしたら 3月末なら まだ間に合うかなぁ。
電話でお問い合わせくださいね。
それでは 皆さん ごきげんよう
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