流行り病防止のために三密を避けるのが日常になっています。
ですが、甘味は「心のオアシス」ですから欠かすわけにはいきません。
とデブを正当化しつつ、今日も「伊勢甘味巡り」です。
みんな大好き「赤福餅」ばかりが甘味ではありません。
三重県には「伊勢のお茶文化」と切り離せない甘味処が沢山あります。
そんなこんなで三密を避けて、お友達のN君と二人やってきたのは伊勢市二見町の「御福餅本家」です。
御福餅のファンは多いのです
伊勢と言えば「赤福餅」と県外からの観光客は思っていますし、三重県の人も「パチモン違うんか」とかいう人もいますが、実は「御福餅」の方が歴史が長いのです。
観光案内本やインターネットサイトを見ても、まずは「赤福餅」が掲載されていますが、少し小さい囲み記事なんかで「御福餅」を案内しているものも多いはずです。
「赤福餅」は近畿日本鉄道(近鉄)主要駅の売店や沿線のデパート、高速道路のパーキングエリア売店で販売しているので見かける機会が多いのですが、「御福餅」は販売ルートが少ないのでなかなか見かけることがありません。
資本主義社会における資本力と宣伝力の勝利の図式が垣間見られますね。
餡子の黒砂糖成分が良い塩梅で、私は御福餅を見かけると「おっ、御福餅あるやん」と買ってしまうのですが。
そんな御福餅の本家が「JR二見浦駅」から徒歩6分程のところにあるのです。
以前ご紹介した「赤福二見支店の赤福氷」はその先徒歩1分ですから御福餅は駅に近いので勝利です。(意味不明)
「御福餅天然かき氷」の破壊力
三重県で「天然かき氷」と検索してもほとんどお店がありません。
三重県人は「貧乏性」の人が多いのかどうかわかりませんが、お高い「天然かき氷」になかなか手を出しにくいようです。
かく言う私も今まで「天然かき氷」を食べた記憶がありません。(高齢なので曖昧です)
ハッキリ言ってお昼御飯より高価な「かき氷」を食べるのは「清水の舞台から間違って転落する」くらいの勢いが必要です。この日は暑くてちょっとご乱心気味だったのは間違いありません。
まあ、貧乏な私にはそれくらい勢いが無いと手が出せないのが「天然かき氷」なのです。
お車で立ち寄る場合はお店に向かって左隣に駐車場があります。
店舗は見るからに歴史を感じさせる佇まいです。
「天然氷」をアピールする青い幕が素敵ですね。
玄関口の木製のガラスサッシが良い雰囲気です。
緋色暖簾の「お福餅」の「お」はひらがなでオシャレですし、ワンポイントの「お多福」が効果的です。
恒例の「検温」と「アルコール消毒」をクリアして店内に入ると、お店中央には「秘密の御福餅生産ライン(手作り)」が敷設されていました。(知りませんでした)
「餡子好き」にはたまらない光景が繰り広げられています。(パラダイスやぁ)
働いている皆様のおかげで御座います、美味しいお餅ありがとうございます。 m(__)m
席に案内されで「おしながき」チェックです。
御福餅やお福氷は想定していましたが、伊勢うどんのお食事セットには驚きを隠せません。
無知な自分を恥じ入ります。(次は伊勢うどんに挑戦せねば)
今日は「御福氷」一択ですから私は「とろけるお餅と黒蜜きなこ」を、N君は「濃厚抹茶」をオーダーしました。
ちょっと溶けてポチポチ落ちていてごめんなさいね。
あまりの綺麗な氷に圧倒されて気がまわりませんでした。
「とろけるお餅と黒糖きなこ」は文字通りとろけます。
程よい甘みのシロップがとても美味しゅう御座います。
「濃厚抹茶」は抹茶が効いていて甘すぎず美味しいとの事でした。
そして、肝心の「天然氷」ですが、舌にのせた時の食感が「いつもの氷」とは全く違ってフワサラで「ツンとした冷たさ」がありません。
N君も「キンキンしないね」と言っていました。
これは予想外にかなりの幸せ度数アップであります。
おあとがよろしいようで
まいりました。ごめんなさい。全然違うじゃん、なのでした。
ああっ、癖になってしまいそうです。
はやく立派な人間になって、いっぱい食べたいです。
御福餅オンラインショップのリンクはこちらです。
それでは 皆さん ごきげんよう
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