三重県立美術館「若冲と京(みやこ)の美術・京都細見コレクションの精華」展と特別展示「蕭白と伊勢の美術」を鑑賞しました

旅行

久しぶりの「若冲」展鑑賞です

いつ鑑賞したのかハッキリしませんが、京都か東京のどこかで「若冲展」を鑑賞した記憶があります
まあ、爺さんの記憶ですから曖昧ですけど。

今回は地元の「三重県立美術館」「若冲 京(みやこ)の美術・京都細見コレクションの精華」2021年04月10日(土)~2021年05月23日(日)と、特別展示「蕭白と伊勢の美術」2021年04月02日(金)~05月30日(日)が開催されていますのでぼちぼちと鑑賞してきました。

料金は一般1000円です。 「まあ、二つも観えてお安くてお得だわ、うちにも一つ頂きたいわ」です。

若冲パンフレット・表
若冲パンフレット・裏
お迎えのニワトリさん

「若冲」ってどんな人

「伊藤若冲」(いとうじゃくちゅう)は

いつの時代も絵師さんフリーダムで変な人が多いようですね。
うーん、羨ましい。私もさっさと隠居して諸国漫遊の旅に出たいものですが、先立つものが御座いません。(ぴえん←死語)

花卉雄鶏図「岡田美術館」のリンクはこちらです。

花卉雄鶏図

樹花鳥獣図屏風「静岡県立美術館」のリンクはこちらです。

樹花鳥獣図屏風

今回の若冲展は、はっきり言って「かなり地味」です。

  • 素人目でみて、「若冲」と言えばこれだよねって言う作品が少ないです。
  • 墨だけで描かれた作品群にも、「若冲」らしい趣はありますが、はっきり言って「かなり地味」です。

まあ、そうは言っても展示されている「若冲」の作品は繊細でありながら力強く、同時に展示されている江戸時代の工芸作品や他の有名な派閥の絵画もやはり見ごたえが有り楽しめます

特別展示「蕭白と伊勢の美術」も良いですよ

こちらは、伊勢地方(三重県)にゆかりが深い絵師さんです。

蕭白って、どんな人

「曽我蕭白」(そがしょうはく)は

  • 1730年(享保15年)生~1781年(天明元年)没。
  • 京の商家に生まれたが資料が少なく不明な点が多い
  • 伊勢地方(三重県)に多くの作品が残ることから伊勢の出身とされた事もある。
  • 伊勢地方に29歳前後と35歳前後の2回滞在し、寺社仏閣、豪商の旧家に多くの作品が残されている。

うーん、この人も、いまいち訳が分からないフリーダムな絵師さんだったようですね。

旧永島家襖絵のうち狼狢図
美人図
鷲図屏

「旧永島家襖絵のうち狼狢図」三重県立美術館蔵のリンクはこちら。

「美人図」奈良県立美術館蔵のリンクはこちら。

「林和靖図屏風」三重県立美術館蔵のリンクはこちら。

なかなか見ごたえがありました

  • 活発に活動した伊勢地方の美術館だけに「所蔵作品」が豊富です。
  • 大きな作品が多く見ごたえがあります。
  • 彩色された絵が少ないのが残念です。

地元でも纏まった作品を見る機会があまりないので、今回の企画は楽しめるものでした。
検索すると色彩が綺麗な作品も多いようですから、機会があったら見てみたいですね。

おあとがよろしいようで

やはり「本物」を鑑賞できるのは、うれしいですね。

流行り病で遠くの美術館に行けないのが残念です。

それでは 皆さん ごきげんよう

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