パソコンのパーツを「会社組織」にたとえてみました。
何でも出来ちゃうクリエイティブな会社です.(笑)
あなたは会社のオーナーですから仕事に必要な人材(パーツ)を採用してください。
以前「どんなパソコンでも たったこれだけのパーツで出来てます」の記事で書いた7つ(8つ)のパーツが必要です。
既製のメーカー製パソコンを買うのは、既に活動している会社をセットで丸ごと買う(買収)ということだと思えばいいですよ。
でもね、既成だといろいろと、いらないものもついてくるんですよね。
CPUは「社長さんと重役さん」です
社長さんがいないと会社が機能しません。
- 簡単な仕事ひとつくらいなら(エクセルなどのオフィスソフトや動画視聴など軽い仕事)なら社長さん一人でもなんとか仕事ができます。(シングルコア)
- でも、いろいろな複雑な仕事(3Dアクションや大規模なオンラインゲーム、画像編集や書き出し などの負荷がかかるもの、同時に複数の仕事をするなど)をしたい時に、社長さん一人では時間がかったりするなど限界があります。
- そこで社長さんと同じように働く重役さんが何人かいると良いですよね。(マルチコア)
- CPU(社長と役員さんたち)は「経営者層」です。
優秀な社長さん役員さんは一人で2つの仕事を同時にできます。
例えば2人いれば4つの仕事をすることができます。これを2コア4スレッドといって「コアの多さ」が優秀なCPUの目安です。
CPUの仕事の速さを「1秒間に何回仕事が出来るか」で表し「クロック」という単位で呼びます。現在は3.5GHz(3.5ギガヘルツ)くらいが標準ですが意味がわからないほど早いです。
CPUは出身の学校=CPUメーカーで3つに大きく分類できます
- エリート校でCPUといえばこれっと言われた「intel・インテル」 採用実績 No.1です
- 最近優秀な生徒(CPU)が増えて皆が知るようになった「AMD・エーエムディ」
- 今までインテル出身者を採用していた「Apple・アップル」が、自社で新しいCPUを育てて「M1チップ」を作りましたが、外には出さないのでこれは採用できません
いままでは「ゲームをするならインテル」と言われてきました。
最新のAMDは「何をさせても優秀だ」って言われて見直されてますが、その代わりにお値段が高くなってお得感が薄れました。
うーん どちらを採用するか悩んじゃいますね。
優秀なCPUはスカウト料(価格)が高くてご飯(電気)をたくさん食べます。
実は、パソコンでインターネット(YouTubeやgoogleなど)を見たり、エクセルやワードを使うなど 簡単なお仕事なら一番お安いCPUでOKです。(intel第5世代以降くらいなら古くても大丈夫)
- 綺麗な画面のゲームをするならそこそこ中間位の成績のCPUでないと画面がカクカクして遊べません。逆に言うと、中間位の成績のCPUを買えば十分ってことです。
- 予算が少ないなら、はじめはお安いCPUを使って、満足できなくなってから高いものに買い替えればよいのです。
- そして最高位へといたるイバラの道を進んでください。
CPUだけでは精細で高速な画面表示が出来ません
CPUにはグラフィック機能(モニター画面に画像を表示する機能)が付いているものと付いていないものがあります。
多くのCPUにはグラフィック機能が付いていなので画像表示が出来ません。別途「グラフィックボード」が必要になります。
CPUにグラフィック機能が付いていてもグラフィックボードに比べると圧倒的に性能が低いのです。ゲームや画像編集をする場合は、グラフィック機能が付いていないCPUを選んでグラフィックボードを付けるのが一般的です。
CPUは熱く仕事をします
CPUは指示された仕事の他に日常の仕事や急ぎの仕事がありますから、合間に時間を細かく区切って、一所懸命に「熱く」仕事をします。CPUだけでは出来ない仕事を各部門管理職に協力してもらいながら進めます。
- CPUは4センチメートルくらいの四角い金属で覆われたパーツで、小さいですが複雑な処理をするためたくさんの電気を使います。
- ですから「ものすごく熱く」なります。熱くなると処理が遅くなり最後には壊れてしまいます。壊れたら大変なので冷やさないといけません。
- CPUを冷やす役目のパーツが「CPUクーラー」です。
おあとがよろしいようで
次回は熱いCPUを冷やす「CPUクーラー」のお話をしますね。
それでは、皆さん ごきげんよう
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