太陽光発電所点検というお仕事 (発電所編)

太陽光発電システム

皆さん こんにちは okacyanです。
今回は私の主なお仕事場の「太陽光発電所」のお話しをしたいと思います。

  1. 皆さんは「太陽光発電所」って見たことありますか
  2. 「太陽光発電所」に入ったことありますか
  3. その「太陽光発電所」は何をしてるか知ってますか
  4. 家庭の屋根にある「太陽光パネル」も「小規模な発電所」ですから、あんがい身近な場所で電気は作られています。

都市部では太陽光発電所が少ない

都市部に住んでいると見かけることが少ないかもしれませんが、郊外の大きなビルや工場、大規模な商業施設の屋上にある「太陽光パネル」を発見することがあります。

  • 都市部にはすでにたくさんの建物が建っていますから余っている場所が少なくて、土地の値段が高いです。(電気代か高くなります)
  • そして高い建物がたくさん立っていますから、その「影」が長く伸びて「光が当たらない時間が長い」場所が多いのです。
  • 太陽光パネルをたくさん並べることができる日当たりのいい広い場所が少ない都会には「太陽光発電所」が少ないのです。

地方都市の郊外に出かけると太陽光発電所がたくさんありますよ

太陽光発電所を建てるのに必要な場所

  • 年間を通して比較的安定した良い天気の土地なら長い時間発電できます。
  • 太陽が見える南方向の周りに高い建物や山などの影を作るものがない土地なら長い時間発電できます。
  • 広い土地を安く(電気代が安くできます)使える

安定して長時間発電出来てコストが安い」、こういう土地は都市部では少ないので、地方都市の郊外にたくさんの太陽光発電所があるのです。

太陽光発電所で電気を作るということ

太陽光パネルは太陽の光が当たることで電気(直流・低電圧・定電流)を作っていますが1枚ではとても少ないです。
そこで太陽光パネルをたくさんつなげることで大きな電気(交流・高電圧・高電流)にします。

つまり、小さい電気をたくさん集めて大きな電気にして、その電気を電力会社に売るのが「太陽光発電所」です。だからたくさんのパネルを置ける広い土地(小学校くらいの広さの土地なら8000枚くらい置きます)が必要なのです。

ちょっとややこしいですが「ざっくり解説」します

「太陽光パネル」1枚で発電するのは直流電圧30V(ボルト)・電流5A(アンペア)くらいなので、乾電池をつなぐように「直列」に15枚くらい繋いで450V(ボルト)・5A(アンペア)くらいの電圧・電流にします。このつながったグループを「ストリング」と呼びます。(この時点でも触るととても危険です)

「ストリング」を「接続箱」と呼ばれる箱の中で3個から8個ほど「並列」につないで電流をふやして太い電線にまとめて「集電箱」に送ります。もしも8個まとめると450V(ボルト)・40A(アンペア)になります。

「集電箱」と呼ばれる箱の中で10本を並列につないで太い電線でまとめると450V(ボルト)・400A(アンペア)です。「集電箱」もたくさんあります

「集電箱」から出た電線は「バワーコンディショナ(パワコン)」と呼ばれる機械をでまとめて「直流の電気から交流の電気」に作り替えられます。この時に交流の周波数とタイミングを「電力会社の送電網・近くの電線」に合わせます。

交流電気を変圧器(トランス)という機械でより高電圧(6600V)に変換して「送電用高圧電線」につなぐことで「電力会社の送電網」に電気を送ります。(家庭での発電は200Vで送ります)

直流・・・乾電池やリチュウムイオン電池は直流という一定電圧の電気です。
交流・・・家庭のコンセントで使う電気は交流でプラスとマイナスが入れ替わります。関東では1秒間に50回(50Hz・ヘルツ)、関西では60回(60Hz・ヘルツ)でこれを周波数といいます。
直列・・・電池のつなぎ方で、つないだ分だけ電圧が足されて増えますが電流は増えません
並列・・・電池のつなぎ方で、つないだ分だけ電流が足されて増えますが電圧は増えません

ふーーん、よくわかりません。(笑)
そんなもんですから気にしないで下さいね。

太陽光発電所は太陽光が当たっている間は発電が止まることはありません
発電所はとっても危ないので資格を持った人しか入れません。

おあとがよろしいようで

今回は、私のお仕事場の「太陽光発電所」についてでした。
次は何にしようかなぁ。

それでは、皆さん ごきげんよう

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